幸せな建築

学校で課題をやっていると、
「これを作って何をしたいの?」
とか
「これはなんのためにあるの?」
という質問を先生からよく受ける。
これは至極当然のことである。
建築がそこにあるということは、
その建築が周囲に何らかの影響を与えるということだからだ。
周囲にどんな影響を与えるかを考えながら設計するのは当然のこと。
常識なんだ。
今日、友達が僕にしてくれた話はその常識からは外れていた。
でも、常識から外れているから、ダメなんてことはない。
僕はその友達のアイデアにとても魅力を感じた。

街にばらまくぞ!

友達はこういう事を考えた
「イスを街にばらまいたら、どうなるんだろう」
僕はそんな事考えたこともなかった。
一瞬、なんじゃそりゃと思ったけど、
とても面白そうだし、楽しそうだと感じた。
このアイデア
「なんでするの?」
という質問をしてもムダだ。
なぜなら、友達は
「やったらどうなるかを知りたいからやる」
と答えるからだ。

幸せを

「どういう影響が出るのか」を知るためにやる実験的な建築。
以前、そういうことをしている人がいた気がする。
最近はどうなんだろう。
僕は友達の考えを聞いて、それを想像した。
何かとても幸せな光景が広がりそうな予感がした。