堂島リバービエンナーレ2011はテンションがあがる

堂島リバービエンナーレ2011
大阪の堂島リバーフォーラムで開催中の堂島リバービエンナーレ2011に行ってきました。
この展覧会は「ECOSOPHIA」と題して、建築とアートというテーマのもとに自然環境、社会環境、人間の心理の3つの視点で考察しているそうです*1


この展覧会は展示されている個々の作品のレベルもかなり高いのだが、
それらが展示されている空間がその個々のレベルをより高くしている。
美しいものをより美しく、グロテスクなものをよりグロテスクに。
会場には坂本龍一さんの音楽作品が流れている。
この音楽が作品が展示されている場所の雰囲気をより印象深いものとしていた。
美しい作品はより美しく感じられる。
グロテスクな作品はよりグロテスクに感じられる。
シュールな作品はよりシュールに感じられる。
静かな作品はより静かに感じられる。
五感で感じるとはまさにこの展覧会のことなのだと思う。
そしてこれがアートの形なんだとも思う。

*1:公式ホームページから