京都の寺社を巡り巡って

先週の月曜と今週の月曜に京都に行ってきた。
それを2回に分けて、報告して、最後にまとめたいと思う。


市内の移動手段は徒歩のみ。
地下鉄、バスは一切使わなかった。
移動手段を徒歩に限定したのは、
京都には細い道や階段などが多いから。
バスや自転車では行けない細い道や階段も徒歩なら行ける。

先週は京都の東側

先週の月曜日は京都の東側。
絶対に行くと決めていた目的地は清水寺
清水までの道順などは決めずに、
気の赴くままにぶらり旅をした。


京都の阪急河原町駅を出発し、まずは鴨川を横断。
ぶらぶら歩いていると、花見小路通といういい感じの通りを発見。
どうやら、この通りは京都の伝統的な町並みをそのまま残しているようだ。
この通を歩いている途中に、大きなお寺を発見した。
早速、寄り道。
このお寺は建仁寺という禅宗のお寺。
僕はこのお寺にはまった!
ここの枯山水は素晴らしい!
人が少なかったこともあり、ゆっくりと見ることができた。
砂の感じや石の配置が、本当に大海に浮かぶ島々を表しているようだった。
このお寺は超おすすめ!


建仁寺を見たあとは、ぼちぼち歩いて、清水へ。
初の清水でむちゃくちゃワクワクした。
清水の舞台からの眺めはとても良かった。
あそこは見晴らし台としては素晴らしいと思う。
ただ、お寺としては雰囲気がいまいち。
人が多く、騒がしく、寺らしい感じがしない。
それがちょっと残念だった。

清水の次はお隣りの高台寺
このお寺もよかった。
ここの枯山水もなかなかキレイで、非常に心落ち着く空間だった。
それで寺の中を見ていると、要所要所にお寺の人がいて、説明をしてくれる。
説明が必要なところには人がいて、説明が不要な静かにしたいところには人がいない。
この気配りがすごい良かった。
あと、このお寺にあるお茶室は非常に面白い。
何が面白いかというと、

  • お茶室なのに8畳もあって、躙り口の横に普通の入り口もある。
  • お茶室なのに2階建て構造。2階がお茶室になっている。

ちょっと変り種のお茶室があるので、気になる人は要チェック。


高台寺の次は、その下にある圓徳院。
ここは枯山水が変り種。
普通、枯山水は砂を水に見立てるけど、ここは苔を水に見立てている。
建仁寺とかの枯山水とは全く趣が違う。
でも、その趣の違いがいい感じ。
苔の緑が時の経過や、優しい雰囲気を作り出している。


圓徳院を見たあとはひたすら北上。
南禅寺まで行き、その後、銀閣寺の近くまで行って、河原町まで帰った。

これで先週分

先週は京都東側を見て回った。
枯山水の素晴らしさに心打たれた。
今週は京都西側をまわった。
今週、京都の西側をまわったことで、東側とは全く異なる文化・芸術に驚くことになった。
このことについてはまた明日。