湊川隧道に行ってきました
旅行記がえらい先延ばしになりますが、
まずはこれを記事にしてしまう。
建築合宿に行く直前に神戸にある湊川隧道の一般公開を見に行ってきました。
当日は隧道の中でフルートの演奏を聞いたり、神大の教授の方の話を聞けたりと、
僕的にかなり楽しんできました。
ここからスタート
湊川隧道は兵庫区の会下山の下を通る日本で一番最初の近代河川トンネル*1です。
明治34年*2に竣工されました。
平成20年*3に新湊川トンネルが完成したことに伴い河川トンネルとしての役割を終えました。
現在、神戸大学などを中心とした委員会により、コンサートなどの場として活用されています。
湊川隧道入り口 posted by (C)ELB-S
これが入り口。
ここは増設部分に当たります。
湊川隧道 新設部分 posted by (C)ELB-S
門をくぐり、長い下り坂を降りて行きます。
この坂がなかなか急で、帰るときが結構辛い。
トンネル内へ潜入*4
長い坂を降りると、むちゃくちゃひんやりとした空間にはいる。
隧道内気温12度 posted by (C)ELB-S
気温はなんと12度。
この日の神戸の最高気温が20度だから、かなりの温度差である。
隧道 壁面 posted by (C)ELB-S
隧道についに潜入!
壁を見るとレンガがびっしりと積まれている。
この隧道に使われているレンガは4万個以上だとか。
レンガは壁面と天井付近で異なる積み方になっている。
これは隧道を地面の圧力から守るための措置だそうだ。
隧道 床面 posted by (C)ELB-S
隧道の底面には花崗岩が使われている。
これはこの部分を水が流れるからである。
花崗岩は固く、レンガよりも水の浸食に強いので底面に使われている。
なんか出そうな感じが
仄暗い・・・・・・ posted by (C)ELB-S
灯りの先に・・・・・・ posted by (C)ELB-S
こういう仄暗い、オレンジ色の明かりに照らされた空間が続きます。
ヒタヒタと posted by (C)ELB-S
なんか突然変異したバケガエル的なやつがヌメッと出てきそうな雰囲気がしています*5。
ひとしきり隧道を楽しんだら
隧道内ではフルートの演奏が行われていました。
この隧道は音の反響が非常に良く、マイクなしでも十分に音が通るので、
吹いていて非常に気持が良い空間だそうです。
たしかに聞いている側も、非常に心地よい感じになれた気がする。