2007年3月24日土曜日〜観光編〜

鎌倉からは観光です。
今回は江ノ電のスタンプラリーをしながらです。
ひとまず鎌倉駅で今回の観光で
重宝する江ノ電1日乗り放題券を購入しました。
購入後どのように観光するかを全員で試案。
とにかく江ノ電に乗ってみることに。


江ノ電の車両はとてもこじんまりしていて、
なんか懐かしさを覚えるホルムでした。
乗客は土曜日ということもあり、
観光客がほとんどでしたが、地元の人もちらほら見受けられます。
列車が走りだし、外の風景を見ていると、
線路と沿線住宅の近さに驚かされました。
線路から1mぐらい離れた所に、家の玄関があり、
ちゃんと人が出入りしている。
とあるお店では線路側に玄関があり、そこから入るという仕組みになっており、
線路側からじゃないとメニュー表も見えない、
そんな面白いところでした。
またあるお宅では、線路側にポストがあったり、
線路に面している玄関にチャリンコが置いてあったり(どこから入れてん)
沿線を見るだけでも、とても面白いです。
鎌倉駅を出て10分ぐらいしてからだったでしょうか。
車窓には海が。
若干曇っていましたが、江ノ島まではっきり見えます。
海を左に眺めながら、列車は走っていましたが、
途中で車窓はまた住宅街に。
住宅街を抜けると、列車はいきなり車と並走しだしました。
江ノ電名物の併用軌道(車道と鉄道の軌道が併用されているところ)です。
この併用軌道沿いにはあるテレビ番組でも取り上げられた
江ノ電もなかで有名なお店があります。
そのお店はまたあとで寄るとして、このまま乗っておくことにしました。
途中の江ノ島駅で、観光客と思われる人はほとんど降りて行きました。
終点の藤沢まであと少しです。



終点藤沢につき、いったん列車を降りて、どこの駅で降りたいかを全員で話し合いました。
その結果、まずスタンプラリーを一通り済まして、
そのあと行きたいところに行って、
最後に江ノ島駅によって、鎌倉or藤沢に帰ることに。
※具体的なルートは
 藤沢→長谷寺→大仏さん→鎌倉文学館極楽寺江ノ島



藤沢から鎌倉方面に行く列車を待っているときに、
偶然JR東日本の社員の方とおそらく友達になりました。
その方は出張で藤沢近辺に来ていて、
久しぶりに江ノ電に乗ってみようということで、
乗られたそうです。
列車を待っている間に江ノ電にまつわる話をいろいろ話してくれました。
江ノ電はホントは無くなるはずだったとか)
話し込んで5分ぐらいして鎌倉方面に行く列車が入ってきました。
乗客はやはり観光客多数です。
席の都合上JRの社員の方の話は途中で終わってしまいました。



出発して30分ぐらいで長谷寺駅に到着しました。
JRの社員の方に別れを告げて、列車を降りました。



改札を出ると、観光客の山。
観光客ばかりです。
この観光客の量には驚くばかりです。
この観光客の山を越えながら、目的の長谷寺を目指します。
長谷寺へと続く道は、歩道が細く、
しかもお土産屋さんで立ち止まる観光客のためさらに細くなり、
非常に通りにくかったです。
そんな通りにくい道を抜けると目の前に大きな門が!!
長谷寺に到着です。

長谷寺の山門です。
ここは庭が非常にきれいだそうです。
僕らはここには入らず、スタンプを押すだけです。
大仏さんはここから歩いていける距離にあるので歩くことにしました。
歩くこと10分・・・。
大仏さんに到着。
ここは長谷寺ほど観光客はいません(それでも多いけど)。
拝観料を払い、中に入ると
目の前に大仏さんが!!

でかい!!
思ってたよりでかい。
いやこれを建てた昔の人はすごい。

一通り大仏さんを外から見て、
次は中を見ることにしました。
大仏さんは内側も公開されていて、30円ぐらいで見ることができます。
中は天井が非常に低く、頭をぶつけそうになるところがいくつもあります。
普段ならば、大仏さんの背中付近にある窓から外を見れるんですが、
この日は酸性雨に関する調査中で見ることはできませんでした。
10分ぐらい中にいました。
中を見終わってから今度はお土産を買うことに・・・、
といってもあまり買うものがなく、大仏さんの足元付近で
僕はだべることに。
だべっていたらなんかすごいもの発見。

大仏さんの草鞋。
ムチャでかいです。
いっぺんぐらい見に行くべきです、これは。



大仏さんを後にし、次は鎌倉文学館の方に行きます。
また来た道を戻り、紆余曲折しながら進んでいくと、
閑静な人通りのない住宅街に・・・。
ほんまにこんなとこのあるんかい、と思いながら歩いて行くと、
目の前に立派な玄関が・・・。
その玄関をくぐり坂道を登ると、受付らしきところに。
スタンプを押して、中に入ることに。
中は斜面に非常に広大な庭園が広がっており、
その斜面の上に邸宅が・・・。
でかい・・・。
おしゃれ・・・。
もう言うことありません。
説明書によると、
この土地はもともと前田家の別荘地で、
そこに明治の文豪たちが集う屋敷が築かれたのこと。
内部のインテリアは、明治を思わすレトロな感じ。
川端康成太宰治といった人もここを利用したそうだ。
説明を読みながら、こんな家住んでみたいな〜、と思った。
いろいろ見学してみたが、唯一残念なことを挙げると、
3階に行けなかったことだ。
(この屋敷は3階建てで1・2階が一般公開されている)
入口入ってすぐの所に上へと続く立派な階段があり、
行ってみたいと思ったのだが無理だった。
それだけが残念だ。
余談になりますが、ここの庭園にはバラが植えられており、
見ごろになると、絵にかいたような美しさとか。

↑外観です。中は撮影不可



鎌倉文学館の余韻に浸りながら、由比ヶ浜駅へ。
到着後5分ぐらいで列車が到着。
次の目的地極楽寺駅へ。



極楽寺駅は非常にこじんまりした駅で、ジブリに出てきそうな感じ。
ここで3つ目のスタンプを押す。
これで残すは江ノ島駅のみ。
ここは撮影の名所ということもあり、
一応撮ってみる。
1回目失敗・・・。
ここ微妙に難しい。
2回目微妙・・・。
次こそは・・・。
3回目いいかも。

何事も試行錯誤です。
そうこうしてるともうお昼。
腹時計もなってきた、
ということで、江ノ島駅に早く行ってお昼ごはんにすることに。

〜〜江ノ電車内〜〜

江ノ島駅に到着し、お昼ごはん捜索開始!
少し歩くと商店街らしきところに。
ここなら何かあるだろう。
ありました。
お食事処。
さっそく中に入り注文する。
僕はてんぷら定食を頼んでみることに。
10分後・・・。
「はい、お待たせしました〜。てんぷら定食のお客様〜」
おっ!来た来た。
御飯が結構大きめのお茶碗に小山盛り、
赤出汁は普通サイズ。
天ぷらはエビ2匹、魚1匹、カボチャ・ナス・しし唐。
これで結構お手頃価格だった気がする。
結構おいしい。
ただ、赤出汁は関東の赤出汁だ。
色は濃いけど味が薄い。
やっぱり関西のおだしはええな〜。



お昼ごはんを終えて、まず江ノ電もなかの店に。
行ってガラス窓を見ると
江ノ電もなかは売り切れました」
そんなー。
食べたかった。
また来よ。
江ノ電もなかもなかったし、スタンプも全部押したし、
次どうしよと考えていると、雨がポツリポツリと。
全員観光楽しんだしもういいか+雨降ってきたし
ということで、鎌倉に行ってお土産買って帰ることに。
鎌倉では、家と知人の家用に鳩サブレと江ノ電サブレ+その他もろもろを購入。
それ以外にも部のお土産も買っていき、
さぁー帰ろー、とJRのホームに行ったとたんバケツをひっくり返したような雨。
全員でよかったな〜、と思い東京行きの列車に乗ったのであった。


以上観光編でした。