連載

今日から何日間かこのネタを連載させていただきます。



ある方の日記からネタを拝借させていただきます。
最近学校でマナーに関してうるさく言われています。
しかし、一向に良くなりません。
これはなぜか?
生徒指導部の見解は
「生徒に淳心生としての自覚が無い」
すなわち生徒が悪いという内容です。
僕は毎回これに関して疑問を抱いています。
本当に生徒だけが悪いんでしょうか?
確かに生徒側にもちょっと気が抜けている感じがありますが、
それだけなんでしょうか。
僕は思います。
生徒を指導する立場である教師陣にも問題はあるのではないか?
今の生徒指導部等の体制は、
生徒の態度が悪い⇒威圧的な態度で叱る
というパターンです。
これでは生徒にとって何が悪いのかがあまり理解できません。
ただ威圧的態度をとられたという悪い感情のみが生徒に伝わり、
本当に教えるべきものが伝わりません。
これでは先生が何を言っても意味がありません。
こんな状態が近年ずっと続いてるわけです。
これじゃあ変われるものも変われません。


生徒を変えるのではなくて生徒を理解する


これが今必要な体制だと思います。
生徒を怒るだけではなくて、なぜそれがダメなのかを
クドクドではなく、あっさりと説明する。
態度が悪い生徒がいるならば怒ることよりも
生徒の心配をしてあげる。
今の体制では
「生徒のためを思って注意する」
という感じが余りありません。
どっちかというと
「オレは仕事をした」
という感じしかしません。
「生徒のためを思って注意する」
これこそが生徒指導の一番重要なことだと思います。
今の生徒指導部にはそれが一番必要です。