読んだものから順にあげていく
建築家なしの建築
- 作者: B・ルドフスキー,渡辺武信
- 出版社/メーカー: 鹿島出版会
- 発売日: 1984/01/25
- メディア: 単行本
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その地域に住む人が各々に造ったものである。
そのような建築物はその地域の気候とか宗教、文化など
さまざまな要因が絡みあい、構成されている。
「建築家が造るものだけが建築物ではない」
ということに気づかされる本。
同時に
「建築家は何のために存在しているのか」
ということも考えさせられた。
建築家なしでも建築は成立する。
ということは、建築家は別に必要ないのではないか。
でも建築家は存在する。
なぜ建築家は存在するのか。
答えは探し中。
建築家だって散歩する
- 作者: 山下昌彦,WIND PRESS 71(森千章)
- 出版社/メーカー: コム・ブレイン
- 発売日: 2008/08/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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同時に散歩したいと思う街について語っている。
大まかな内容は
「散歩はいいよ、散歩はいいよ。こんな街だったら、さらに散歩はいいよ。」
という感じ。
そして、
「散歩したい街づくりはこんな風にやるんだ!」
と締めくくる。
他にあまり例を見ない本。
街づくりの本はよく見かけるけど、
「散歩好き」の視点から見た街づくりのありかたというのはあまり見ない。
著者は「散歩好き」で海外に在住していた経験もある。
海外と日本を「散歩」を通して、比較して、両者の違いを探っている。
僕も散歩好きなので、共感できるところがたくさんあって、楽しい本だった。
掲載せれている街のカラー写真を見るだけでも、十分に楽しめる。
「この街、楽しそう!散歩してみたい!」
と思う写真がたくさん載っている。
どちらも写真中心の本。
ただ、前者の方は掲載写真が古いので、あまりきれいではない。
おもしろいんだけど・・・・・・。