丹波より

先ほど丹波より帰還しました。
いや、生還と言った方が正しいか。
行っている間は、今日の昼から晴れた以外は雨か曇り空かのどちらかで、
その雨も今までの雨の価値観を覆すかのような雨だった。
あと、竜巻らしきものに遭遇しました。
古民家改修作業中に大雨が降りだし、そして突風が吹いたかと思うと、
次の瞬間、雨が横向きに降っていました。
どういう状況なのか、理解しがたいかと思いますが、文章そのままです。
その雨が降りやんだ後、外に出たら、家の瓦が落ちていました。
ご近所さんの家の壁のトタンが飛んでいました。
畑に生えていた桜の木が幹から引き裂かれていました。
畑の野菜がことごとく倒れていました。
畑の近くの家のカーポートの支柱が折れました。
あの時、外で作業をしていたら、間違いなく死んでいると思う。
そういう点で「生還」。
その竜巻らしきもの以外は特に大きな危険はなく、
無事、過ごすことができた次第です。
 
今回の合宿で分かったことは、日本の大工さんは本当にすごいという事。
木を切るにしても、まじめに切ろうとしたら、これがなかなか難しい。
木は時間の経過により収縮したりするので、それを考えて、切らなけれければならない。
大工さんは簡単そうに切るんだけど、これをいざ自分ですると簡単にいかない。
音が違うし、切り口も違う。
難しい。
今度、行く時にはもう少しうまく切れるようになっておく。