2007年3月23日金曜日〜後半〜

山崎サントリーカーブでの撮影も終わり、
次は駅のホームの端から撮ってみる。
大阪方面ホームの端にポイントを確保して、
列車が来るのを待つ。
この日は天気もよく、のほほ〜んとして時間を潰していた。

その時!!

「グォーン!!」という爆音とともに、突風が吹き、
横を新快速が通り過ぎた。
やはり新快速はすごい、というか走り方に品がない感じがする。
そんな感じで通過する新快速にビビっていたら、ホームに伸びる直線レールに、
列車が入ってきた。
急いでカメラを構えて、シャッターを切る。
その写真がこれだ!

できはまあまあ。
ちなみに上の写真のバックに見える大きな建物がサントリーの工場。
上の写真とかは、その下らへんで撮りました。
こんな感じで何枚か撮っていたら、
いつの間にか周りには多数のテツ(鉄オタ)が・・・。
しかも全員デジタル一眼レフ望遠レンズ装備・・・。
ちなみに僕はコンパクトデジカメ。

↑こいつ。
いにくい・・・。
なんか圧倒されている・・・。
この環境何だか嫌だ・・・。
そんなこと思っていると、
目の前の鉄がいっせいにカメラを構えて、シャッターを切る。
何事だ!?
と思い背伸びをして線路の方を見ると、
なんと103系が!
(103系についてはここを見てください
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84103%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
あわててカメラを構えるも、時すでに遅し。
目の前のテツに阻まれて+カメラの望遠が足りず、
先頭車両の半分も写っていない哀れな写真に・・・。
その車両が通り過ぎると、目の前にいたテツの方々は、即移動。
どうやら目的は103だったようだ。
それにしてもすごいな。
いったいどこでこんな情報を仕入れるんだろうか。
不思議だ。
≪余談≫
 ちなみにこの人たち、トランシーバーで連絡を取り合ってました。
 ホントにすごい。



山崎駅での撮影を終えて、普通で京都に行きました。
京都につき、乗り換えのホームを確認してから、
駅弁を購入。
僕は鰻ずしを買いました。
次は新快速で湖西線(琵琶湖の西側を走る路線です)を経由して、
敦賀まで行きました。
この車内で駅弁を食べました。
味は・・・、
まずくはないな。
でも、特においしいわけでもないな。
おなかを膨らますだけなら別にこれでもいいかな。
駅弁を食べ終わり、そのあとはひたすら車窓を眺めて、
暇をつぶしました。
湖西線の見どころはやはり琵琶湖です。
琵琶湖でかい!
でかすぎる。
対岸が見えない。
何となく、滋賀県民が琵琶湖以外の湖を池という理由がわかりました。
湖西線を過ぎると、敦賀まではあとちょっとです。



敦賀につき、列車を降りて、ひとまず腹ごしらえ。
さっきの鰻ずしだけではちょっと不安なんで・・・。
何を食べるか?
もちろん駅そば!
ここの駅そばは結構お勧めです。
おだしもまだ関西風で、ちゃんと飲めるし、
お蕎麦も美味しい。
1回ぐらい食べてみるべきです。



おそばを食べ終えて、ホームで列車を待ちます。
次は福井まで行きます。
福井までいく車両は419系です。
こいつは国鉄時代に作られた寝台列車を改造して作られた車両で、
寝台列車として使われた期間よりも、改造されてからの期間の方が
長いという薄幸の車両です。
こいつは寝台列車改造というだけあって、シートは結構いいです。
こいつに揺られガタゴト1時間ほど、福井に到着しました。
福井の駅で夕食の駅弁を買いました。
僕が食べたかったお弁当はなく、
なんかわけのわからない名前のお弁当があって、名前にひかれてそいつを買いました。
(こいつのことはまたあとで)



福井から今度は富山まで移動します。
2時間半ほどの大移動です。
車内では食べ物限定のしりとりをしてたんですが、
どうしても「る」とかで詰まってしまいます。
だれか「る」で始まる食べ物教えてください。
そんな感じで時間をつぶしていましたが、
途中で飽きてきて、暇つぶし方法を大富豪に変更。
3人で大富豪をしてるといろいろ問題が生じてきます。
その1!
〜革命の連発〜
 カードがダブる確率が必然的に高くなるので、
 革命も起きやすくなるわけです。
 それでも3回連続革命はないだろう・・・。
その2!
〜終わるの早すぎ!〜
 3人で大富豪をしたら身分は富豪・平民・貧民の3つ。
 その場合の勝負のパターンは、
 ・富豪が決まって、後の2人で貧民争い
 ・富豪が都落ちで、即全員の身分が決まる
この2つなんです。
こうなってくると、終わるスピードが尋常じゃないほど早い。
とくに後者になると、ほとんどカードを出さずに終わることもある。
そんなこんなで大富豪もぐたぐたが続き結局終点までぐたぐたな争いに・・・。
それはそれなりに面白かったけどね。



富山につくとひとまずダッシュ
次の列車のホームに急ぎます。
次の列車とは、最近ちょっと話題のやつです。
ヨーロッパの方ではかなり発展しています。
その名もLRT!
最近次世代の交通機関として話題になっており、
建設コストの安さや環境面に非常にいいなどの理由で、
注目を集めています。
富山では最近JR富山港線というところを廃止して、
第3セクター富山ライトレールというものを作りました。
今回僕らが乗るのがそれです。
以前ここに訪れたことがあったんですが、その時に比べると様変わりしてました。
まず車両がノンステップという点が非常にいいです。
乗り降りするのが非常に楽です。
次にバスに比べて走行が安定していて、音も結構静かです。
あとは料金が全線均一200円というところがいいですね。
乗れば乗るほどお得というやつです。
車内も非常に簡潔にまとめられていて、使いやすいです。
ただ路線が住民の足として使われているだけなので、
観光に使うにはあまり向きません。

ちなみに車両はこんな感じの外観です。



富山ライトレールを乗り終えて、富山駅に戻り、
今度は金沢に向かう列車に乗ります。
この車内で夕飯を食べることにします。
福井駅で買った駅弁です。
その気になる名前は・・・
『こだわり幕の内 ままごっつお 』
おそらく北陸の方の方言なんでしょうけど、
どういう意味かはわかりません。

中身はこんな感じ。
ちゃんとかに飯も入ってます。
味は普通の幕の内よりもちょっと豪華な感じ。
この車内では特に話題にすることもなかったので省略します。



金沢の駅に到着して、次に乗る列車を待ちます。
次に乗るのは急行「能登」。
夜に走る急行列車で、翌朝上野につきます。
今回はこれの自由席を利用しました。
始発金沢からの乗車はそれほどなかったんですが、
途中の駅からボチボチ乗ってきて、
座席の70%ぐらいは最終的に埋まりました。
急行なだけあって、シートはかなり良く、ぐっすり眠れました、
と言いたいところですが、
あんまり寝れませんでした。
いや、シートが悪いわけじゃないんです。
前に座った人のいびきがものすごくて、それで寝れなかったんです。
皆さんも夜行列車に乗ったら静かに寝ましょう。
以上2007年3月23日金曜日の『土産話』でした。