連載 No.3

いままでは学校の不備、矛盾について述べていきました。
今回はそれらの解決策を探っていきます。


前回までで学校の矛盾等に述べてきたが、
それはあくまで述べただけである。
述べただけならただの愚痴になってしまう。
具体的な解決策というものが無ければならない。
前回までに述べたことを大雑把にまとめてみよう。
・生徒指導部の現在の体制は生徒のためになってない
・現在の指導は苦し紛れの補強としか思えない
・ことの本質を見据えてない
ということである。
これ以外にもいろいろあるのだが、
現在の状況において一番重要ともいえるのは
これらであろう。
では、それぞれに対する解決策を述べていこう。
まず、現在の体制に関して。
現在の体制を根こそぎ変えようとしたら、
生徒指導部長をクビにして、
生徒のために尽くしてくれる先生を
新しい生徒指導部長にするという、
学生運動並のことをする必要がある。
そんなことしたら、学校を変える前に、
我々が消滅してしまう。
そんなことせずに現在の体制を変えるのだ。
今から述べることは100%僕の意見ではない。
ある方の意見を参考にさせてもらっている。
その内容は、
先生に注意されたら
「すいませんでした」
ではなく
「ありがとうございました」
と言う。
おそらくこれが本来の姿であろう。
先生に自分の間違いを指摘された。
なら指摘してくれたことに感謝する。
先生が指摘してくれたことに意味があると言うことを、
こちら側から伝えるのである。
最初先生方は驚くだろうが、
あとで深く意味を考えれば、
何か心動かされるものがあるはずだ。
いままで何かに隠れて見えなかったものが
見えるのではないだろうか?
この解決策では生徒も協力する必要がある。
生徒も先生に注意されたら、
それに対して心から感謝する。
この心構えが重要なのです。